「 聖壇 確認会 (= 聖壇 適性試験) 」
聖壇当番は、手を挙げれば出来るものではなく、一定水準の 「心がまえ」と「所作」が出来なければ、聖壇当番を務めることは出来ないのです。 その見極めのために、 「聖壇 確認会 (= 聖壇 適性試験)」 があり、その確認会に合格しなければ、聖壇当番教会にはなれません。
■ 第一次 確認会 (2009/08/30) : 当日は10教会が参加
試験官は、本部聖壇のトップの方々(聖壇作法 研修講師)で、 お役(導師,副導師x2,鐘、木鉦、太鼓x2) の内の1人だけを見る担当の 7名 と、全体荘厳を見る試験官の1名の合計8名で、 所作以外にも、ワイシャツの片方の袖のボタンの掛け忘れさえも指摘されるレベルの試験でした。
★ 結果 : 川崎教会は、 「聖壇当番 内定」 を頂きました。
「確認会」 での 「川崎教会と他教会との三つの相違点」
1. 川崎は、コメントされた試験官の方へ、そのお役者だけでなく、壇上の全員で合掌・礼拝→ コメントへの感謝、 異体同心のチームワーク
2. 川崎は、聖壇上から退場時、ご本尊さまへの合掌・礼拝→ 帰依三宝
3. 川崎は、退場時の階段で「はきもの」を、次の教会の試験の方のために、方向を変えて揃える→ 三つの実践
⇒ 所作は練習での向上が可能であるが、 心がまえの向上は、一朝一夕には不可能 ⇒ 普段の心が、形に現れる!
「確認会は、心がまえと所作の試験」であり、「川崎教会は、心の方の点数が高かったのでは?」と思います。 これは、川崎教会単独の聖壇当番より前の「神奈川支教区 聖壇役員の方々より心がまえ」を頂き、 「所作より先に心がまえから入ったことが内定に繋がった」と思います。
■ 最終 確認会 (2010/02/21) : 内定教会のうちの4教会が参加
川崎以外の教会に対し、試験官より 「今のレベルでは、 聖壇当番は務められませんよ!教会に戻って、教会長さんと話し合いをされて、聖壇当番を辞退されても良いのですよ ! 辞退された聖壇当番の穴埋めは、在京の教会で対応させて頂きますから!」 との厳しい指摘もありました。
★ 結果 : 川崎教会は、 「聖壇当番 合格」 を頂きました。
合掌